池上曽根遺跡:泉大津市・和泉市 |
[2004/11/13撮影]
![]() 展示されていた新聞の切り抜き |
2004/11/09(Tue.) 紀元前1世紀(弥生時代中期後半)の巨大な神殿跡が見つかっている大阪府和泉市の環濠集落、「池上曽根遺跡」の中心部で、整然と配置された大型の「掘っ立て柱建物群跡」が見つかり、和泉市教育委員会が9日発表したそうです。市教委は集落の中枢にかかわる倉庫群と推定、神殿から約100メートル離れたこの一帯に、支配者の特別区画を設けて政務や宗教、収税など権力機関を集めたとみている、とのことです。 邪馬台国の女王卑弥呼が現れるより約200年前で、北部九州以外はまだ農村のような共同体社会とみられていたが、既に権力を一手に握る「王」が誕生していたらしく、弥生時代像の見直しを迫る貴重な発見、とのことです。 現地説明会は13日午後1時から行われるそうです。 (共同通信より抜粋して引用させていただきました) |
遺構図(いただいた資料より)