特別史跡 百済寺跡:大阪府枚方市橋中宮西之町


[2006/02/18撮影]

枚方市中宮西之町にある国の特別史跡「百済寺跡」の西塔の基壇(土台)が、切り石で化粧をした最上級の「壇上積基壇(だんじょうづみきだん)」だったと市教委が16日、発表した。40年ぶりの発掘調査で判明したもので、この種の基壇は宮殿や官営の大寺院では見られるが、氏寺では全国的に例がなく、造営した百済王(くだらのこにきし)氏の権勢が改めて裏付けられた。

百済寺跡は、百済国王の末えいで、河内守(かわちのかみ)を務めた百済王敬福(きょうふく)が8世紀後半に建立した氏寺で、大坂城跡と並ぶ府内で二つしかない特別史跡。1932年の発掘で、東西両塔をはじめ、金堂や講堂が出土し、52年に約2万平方メートルが特別史跡に指定された。65年の発掘では、回廊が講堂ではなく、金堂につながる国内では例がない伽藍(がらん)配置と判明し、統一新羅時代の感恩寺(韓国慶尚北道)に類似していることも分かった。

(1996.2.17付の毎日新聞ニュースより抜粋して引用させていただきました)

百済寺跡の伽藍配置


講堂跡


東塔


東塔礎石


南大門


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